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2019年09月20日

意外なところでBBQ!

バーベキューはいま"空前絶後の大ブーム"といっても過言ではありません!

かつては"バーベキュー可"の公園をかなり前から予約したり、河川敷などで行われることが主でしたが、器材や炭、シートや食材、飲み物など、すべて自前で持っていくとなると、かなり大変でしたよね。ゴミも持ち帰る必要があるので、誰かしら車で来ないと厳しいといえました。

それが今は、器材はもちろん、炭も、食材もすべて用意してある"手ぶら"でバーベキューが大流行り。帰りの片づけや炭起こしの心配もいりません。なおかつ、食材やドリンクの持ち込みができるところもあります。

昨今では、バーベキューエリア運営専門の業者も登場。ノウハウがない施設であっても、一定のスペースさえあれば受託業者にお任せで出来てしまう点も、広まった理由のひとつです。

ではさっそく、お気軽バーベキューが楽しめるスポットをご紹介しましょう。

まず最初にご紹介するのは、東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがる遊園地「よみうりランド」です。

同園は、夏のプール、冬のイルミネーション、本格コースター「バンデット」をはじめとしたアトラクションに加え、子どもたちが自動車、食品、ファッション、文具にまつわる様々なアトラクションとモノづくり(ワークショップ)が体験できる「グッジョバ!!」も登場。イメージとしては子供たちが職業体験できる「キッザニア」に近いですね。令和の遊園地として、新たな魅力を次々と発信し続けています。

そんな同園の一画に広がっているのが「バーベキューパークJU-JU」。「森の中のバーベキュー場」をコンセプトのとおり、木々に囲まれる中、おしゃれなウッドデッキでバーベキューを楽しむことができます。最大300名収容で、テントやパラソルも完備。なお、コースメニューを予約した場合は入園料が無料となるのも嬉しいですね。さらに予約当日のワンデーパスをお得に購入することも可能です。当日の予約は受け付けていないため、事前にホームページからお申込みください。

次は、日本最初の遊園地として今もなお健在の「浅草花やしき」。開園は1853年、なんとペリーが黒船で来航した年です。大型遊園地が人気を博す時代においても、こぢんまりとした温かみが多くのファンを魅了しています。

そんな花やしきの園内の一画に、「花やしきBBQガーデン」があります。バーベキューというと、青空のもと、広々とした広場で楽しむものというイメージがありますが、花やしきの場合は至って"昭和風"。軒先のちょうちん、木の机といす、どこか昭和の家庭にあったホットプレートを思わせるバーベキューコンロ。なんとも花やしきらしくて趣がありますね。かしこまらず、皆でワイワイ楽しみたい時にはピッタリです。

もちろん、手ぶらで楽しめますし、雨が降っても問題なし。さらにランチBBQでは、入園料がセットになったお得なプランも用意されています。もちろんアルコールもあり、どの時間帯でも飲み放題コースをつけることができます。ご家族揃って遊園地と一緒に楽しみましょう!
■よみうりランド
 ホームページ:http://www.yomiuriland.com/
■浅草花やしき
 ホームページ:https://www.hanayashiki.net/
次にご紹介したいのは、グルメ特化型バーベキューです。バーベキューは雰囲気さえ楽しめればいい!というものではなく、こだわりの食材を焼き上げて心も満足したい、という方におすすめです。

まずは東京都武蔵野市、東急百貨店吉祥寺店です。デパートやショッピングセンターの屋上といえば、かつてはビアガーデンの独壇場でしたが、今では気軽に手ぶらでバーベキューできるところも増えてきました。

東急百貨店吉祥寺店の9階(屋上)で土日祝日にオープンしているのは、「〈FARMERS BBQ〉ファーマーズバーベキュー」。その名のとおり、農家さんの直経営です。生産者の顔がみえる食材はいずれも国産で、中にはミシュランの3ツ星を獲得したレストランが愛用しているものもあるほどです。みやじ豚のロースステーキや生ソーセージ、そして新鮮な野菜。

コンロや食材も万全で、後はお客自らが焼くだけです。ドリンクも食材と同様に、生産者の顔がみえるものばかり。クラフトビールや樽生ビール、生産者指定日本酒、さらにはりんごジュースやオーガニック緑茶など、身体に優しい飲み物を堪能できますよ。なお、屋上という立地ゆえ、台風などの荒天時には営業中止になる可能性も。その際は開始時刻の3時間前にメールでお知らせが届くようになっています。できれば秋晴れの日に、開放的な気持ちで臨みたいですね。

次は、魚介類のバーベキューを楽しみたい方におすすめのスポット。場所は築地の場外市場です。

昨年10月に市場が豊洲に移転してから、早いものでもうすぐ1年。市場跡地は、来年の東京オリンピック・パラリンピックの際は大会関係者の車両を停める駐車場として機能したあと、商業施設などが建てられる予定です。

しかし、場外市場はまだまだ元気。新鮮な海産物を求めて多くの人々が足を運んでいます。そんな中で開催しているのが築地魚河岸BBQ広場「築地をまるごと食いつくせっ!』です。

「築地魚河岸」は、小売店約60軒が入居する生鮮市場施設。その屋上に、器材つきのBBQスペースが出現しています。食材は、築地場外エリアで買い出し!「今は何が旬?」などとお店の人とのやりとりを楽しみつつ、新鮮な魚介類や肉、野菜など、自分が食べたいものを選りすぐる楽しさ!その食材を炭火ですぐに味わえる魅力が備わっています。

なお、築地場外エリアでのお買い物レシート提示でBBQが割引となるサービスも行っています。2019年の営業は11月30日まで。ぜひ、"食材を調達する楽しさ"も味わってみてください。
■〈FARMERS BBQ〉ファーマーズバーベキュー(東急百貨店吉祥寺店)
 ホームページ:https://farmersbbq.jp/
■築地魚河岸BBQ広場「築地をまるごと食いつくせっ!』
 ホームページ:https://tsukiji-bbq.com/
休日にご家族揃ってレジャーも楽しみ、さらにはバーベキューも堪能したい...そんな方におすすめのスポットを2つご紹介します。

まずは東京都調布市にある植物園「京王フローラルガーデン・アンジェ」。

四季を通じてさまざまな花が咲き誇り、緑に囲まれた環境の中で季節感を感じられるスポットです。これからの季節は、薄紫色の花弁が美しいイヌサフランや、アメジストセージ、秋咲きのバラが見頃を迎えます。

池の周りのウッドデッキ、バラ園に面したテラス、ハーブガーデンなど、ヨーロッパの庭園を彷彿とさせる園内を満喫したあとは、お待ちかねのバーベキュー。もちろん手ぶらでOKです。コースは、ベーシックなプランから、しっかり食べたい方向けや、ダッチオーブンを使ったワンランク上のバーベキューを楽しみたい方向けの中から選択することが可能。飲み放題もありますよ。

例年10月の下旬にはハロウィンの装飾が施され、さまざまなイベントが催される同園。存分に秋の風情とグルメを味わってみてください。

続きましては、競馬場。近年、競馬場ではさまざまな催しが行われ、馬券を買う人だけでなく家族連れの休日レジャースポットとして機能しています。

神奈川県川崎市にある川崎競馬場は、平日は地方競馬場として、週末は中央競馬の馬券が購入できるWINS川崎として、ほぼ毎日営業しています。平日夜、仕事帰りに立ち寄れるナイター競馬や、広々としてピクニック気分が味わえる芝生広場、お子さん向けの遊具が揃うコーナーや、毎週日曜日に開催されるポニーやサラブレットの乗馬イベントなど、アクティビティが充実。さらに注目を集めているのがバーベキュー広場です。

バーベキュー広場は、内馬場(馬が走るコースの内側)に位置しています。バーベキューのプランは、立食スタイルのものからテーブル・チェアつきまで多彩。食材もついていて、設営や後片付けもスタッフが行ってくれます。それとは別に、食材を持ち込んで機材だけレンタルできるプランや、ナイター開催時にバーベキューできるプランもありますよ。

広場から馬券を購入する場所も近いので、お肉を焼きながら巨大なビジョンで競馬観戦できる楽しみも。ぜひご家族揃ってお出かけください。
■京王フローラルガーデン・アンジェ
 ホームページ:http://www.keio-ange.info/
■川崎競馬場
 ホームページ:https://www.kawasaki-keiba.jp/
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