新型コロナウィルス感染症の拡散を防止するため外出自粛が求められている中、VR(Virtual Reality：仮想現実）を利用して実際にその場所にいかなくても「行った気に」なれるサービスが増えてきました。
今回はそんなサービスをいくつかご紹介します。

VRミュージアム

・おうちで体験！かはくVR (国立科学博物館)
国立科学博物館の展示物を館内を歩いているように観られるコンテンツです。
Google Streat View を操作した事があるなら、スイスイ進めると思います。
マウスホイールでズームもできますので、結構細かく観られます。

・THE WILDLIFE MUSEUM ヨシモトコレクションVR (国立科学博物館)
故ワトソン T. ヨシモト氏というハワイの実業家の「WILDLIFE MUSEUM」に展示されていた標本です。
対応 OS は Windows/Mac OS ですが、推奨ブラウザは Google Chrome で、Microsoft Edge も Internet Expolrer も Safari も対応していません。

・Mori Art Museum DIGITAL (森美術館)
【期間限定：６月３０日まで】
「STAY HOME, STAY CREATIVE(家にいながらクリエイティブ)」と名付けられたオンライン・プログラムです。
VRコンテンツとしては、「未来と芸術」3Dがあります。

VR工場見学

・アサヒスーパードライVR工場見学（Asahi Park）
お酒（ビール）の工場見学のため、最初に年齢確認が入ります。
結構画面がヒュ～ンと飛ぶので、そういったものに弱い方は酔ってしまうかもしれません。
ページの下の方に注意書きがありますので、よく読んでから視聴してください。

・カゴメトマトジュース バーチャル工場見学（カゴメ株式会社）
ナレーション等は無く、説明は画面上に表示されます。
トマトの選別をしている方がチラッとこちらを見るのがかわいいです。
カゴメにんじんジュースバーチャル工場見学もあります。

・バーチャル工場見学 （ゆかり®三島食品）
画面内に矢印が表示されるのが、「順路」を示しているようで、工場見学感がでています。
マウスでドラッグすると、最初見えていなかった場所に写真や動画のアイコン出てきて、それをクリックすると詳細が見られます。
宝箱もあります。
画面右下の「説明」を【ON】にしないと何を見ているのか判りにくいので、忘れずに【ON】にしましょう。

・バーチャル工場見学（萩原工業株式会社）
お馴染みの「ブルーシート」を作っている会社です。
画面上に「三角矢印」や「虫眼鏡」が出てくるので、思わずクリックしてしまいますが、それでは再生が止まるだけです。
操作は画面左上のカーソルを使います。
構成によって違和感なく画面を左右に動かさせるのはよくできたアイディアだと思います。

今回ご紹介したサービスは VR ヘッドセットがなくても PC や スマホ・タブレットだけでも見られるものをピックアップしました。
もちろん VR ヘッドセットをお持ちであれば、より臨場感のあるコンテンツが楽しめるでしょう。

ただ、VR といいながら「仮想」ではないコンテンツが多いのは...？