Apple の開発者会議「WWDC 2020」がオンラインで開催されました。
今回はその発表の中から気になったものをご紹介します。

・Siri や着信の表示が画面の一部になります

今まで画面全体を覆うように表示されていたものが、画面上部や下部などの一部分に表示される様になります。
それだけの事ですが、それまでやっていた事が中断された感がだいぶ軽減されると思います。

・デバイス上（オフライン）で音声認識や翻訳ができます

昨年この辺りの事で、プライバシー問題に発展しましたが、それへの配慮が感じられます。

・マップアプリで自転車やEVに適した経路が検索できます

まだほんの一部の都市ですが、自転車の経路検索は素直にありがたいです。
Google Map の経路検索にも自転車アイコンはあるのですが、いつまでたっても使えないままです。
早く対応地域になってくれる事を望みます。

見た目が iOS/iPadOS っぽくなって、ウィジットも使えて、アプリもそのまま実行可能とか...

・Safari

今まで翻訳サイトなどを使っていた事が、Safari 上で直接翻訳ができるようになります。
翻訳するための手間がだいぶ省けると思います。

Apple Silicon

mac 搭載の CPU が現行の Intel Corei シリーズから Apple Silicon に変更になります。
このチップは iPhone や iPad に使われている A13 などの延長線上・機能強化版となります。
macOS Big Sur もこのチップに最適化されます。

今回の WWDC では明確なハードウェアの発表はありませんでしたが、mac への Apple Silicon 搭載という大きなイベントがありますので、今後２年間で mac のラインナップが一新されるのは確実で、今年中にも Apple Silicon 搭載 mac (Mac Book Pro?)が発売される事がアナウンスされています。

我が家の Mac mini がとうとう macOS Big Sur のサポートからはずれてしまったので、早めに新 Mac mini が（安価で）発売されてほしいものです。