2020年11月20日
はい、というわけでね、M1 がやって来ました。
もちろん某漫才コンテストではなく、今後発売される Mac に搭載されるプロセッサーの話です。
CPU 部 は 8 Core/8 Thread で、その内 4 Core は処理速度は速いけどちょっと電力が必要(高性能コア)で、残りの 4 Core は省電力だけど処理速度がそこまで速くない(高効率コア)といった構成になっています。
軽い処理は高効率コアで行い、重い処理は高性能コアで行うことにより、省電力と高性能の両立を図っています。
GPU 部も 8 Core です。
ハイエンド GPU ボードには敵わないでしょうが、CPU 一体型のグラフィックの中では一番の性能のようです。
機械学習用の 16コア Neural Engine も搭載しています。
これは音声認識などに用いられます。
オンボードで学習するのため、音声データがネットに流れたりせず、プライバシーが守られます。
また、CPU/GPU も機械学習に利用されるように設計されており、効率のよい機械学習が可能です。
セキュリティに関しても、専用コプロセッサー等を搭載しており、安全を担保しています。
1つ気になったのは、最大メモリー容量が 16GB しかない事です。
このメモリーは「ユニファイドメモリー」としてチップに内蔵されています。(後から増設できません)
「ユニファイド」なので、OS もアプリもビデオもここから割り当てられます。
多くのコンシューマー Mac ユーザーは大丈夫かもしれませんが、プロの Mac ユーザーにはいささか心許ないのではないでしょうか。(Mac Pro とかどうするんでしょうか?)
M1 チップ搭載 Mac の第一弾として、MacBook Air と MacBook Pro が発売されました。
どちらも同じ M1 チップ搭載機なので、スペックだけみると違いがはっきりしないため、以下にまとめました。
Air にも Pro と同じ外部インターフェースが付いています。
Mac mini も M1 搭載バージョンが発売されました。(ソフト開発者/社用の貸し出し Mac が Mac mini 型だったので、あるかなとは思っていました)
価格も安くなりました。(税別 ¥72,800- これで MacBook との差もはっきりしました)
(以下、独り言)
さて、どうしよう
う~ん...