冬のお取り寄せグルメとして、外せないのはやっぱりお鍋!カニなどの具材のみお取り寄せするのもいいですが、旅行気分を味わいたいなら、ご当地鍋のセットがおすすめです。
まずは福岡、博多の郷土料理「水炊き」。博多の水炊きは、昆布ダシでつくる一般的なお鍋とは異なり、骨付きの鶏肉をじっくり煮込んだスープがベースです。具材を入れる前に、沸騰したスープだけをまず飲み、凝縮された鶏のうまみを味わうのも博多流。もちろん具にも鶏肉をふんだんに使います。「鶏ってこんなに美味しかったんだ!」と改めて気づかされる...そんな鍋料理といえるでしょう。
博多には水炊きの名店がいくつもありますが、その中のひとつが「とり田(でん)」。かのミシュランガイドにも選定されています。九州産の厳選素材を用い、化学調味料は無添加。お店の味を家庭でも堪能できるよう、お取り寄せセットも提供しています。秘伝のタレに漬け込んだ鶏肉、もも肉と砂肝を山芋でつないだツミレ、旨味を引き出したスープには、特製の柚子胡椒もよく合います。橙酢をベースとした特性黄金ポン酢、さらに〆のラーメンもセットに含まれています。名店の味をぜひご堪能ください。
さて、今が旬の食材を用いた鍋料理としておすすめなのが、あんこう鍋。「西のふぐ、東のあんこう」と称される、ちょっと贅沢なお鍋でもあります。あんこう自体は通年水揚げされますが、肝に脂が乗る冬場が旬です。
あんこうの産地として知られる茨城県大洗に位置する寿多庵(すだあん)は、大正15年創業の老舗料理店。
同店のあんこう鍋は、味噌味をベースにした、いわゆる「どぶ汁」スタイルで、独自に調合した秘伝の味噌に、良質なあん肝を合わせた濃厚な味が楽しめます。より寒い地域で獲れたあんこうのほうが肝に脂が乗り、身が引き締まって食感が良いという理由から、青森県で水揚げされたあんこうを使っていることも特徴のひとつです。
通販サイトでは、あんこうの身とスープのセットから、野菜付きセット、野菜とうどん付きセットを購入することができます。妥協のない老舗の味を、ぜひご家庭でどうぞ。