2022年01月20日
今回は IT ニュースをお届けします。
Internet Explorer のサポートが終了します
2022 年 6 月 15 日をもって、Internet Explorer のサポートが終了します。
Microsoft 社は既に Microsoft Edge を推奨ブラウザにしており、最新の Windows 11 でには Internet Explorer は付属していません。
Internet Explorer(以下 IE)は1994 年に最初のバージョンがリリースされて以来、25年以上使用されてきました。
その間、Netscape Navigator とのシェア争いに勝利して95%以上の市場占有率となるも、その後に台頭してきた FireFox、Opera、Chrome などの新規勢力に押され、シェアを落としてきました。
そして Microsoft 社が Microsfot Edge を推奨ブラウザとした事により、更にシェアを落とし、今年その歴史に幕を閉じる事となりました。
AMD の新プロセッサが発表されました
年初に行われた CES において、AMD から新しいプロセッサが発表されました。
去年 Intel が第12世代 Core i シリーズを発売し、そのシングルコア性能の高さが話題となっています。
また、Apple M1 にも採用されている P-core/E-core 構成が今後のトレンドとなる可能性があります。
対して AMD は約2年間新しいアーキテクチャを搭載したプロセッサを発表してきませんでした。
・Ryzen 7000
新しく Zen4 アーキテクチャを採用した 5nm プロセスで製造されるプロセッサです。
デスクトップ型では Socket AM5 となり、PCI Express Gen. 5 や DDR 5 メモリーに対応予定です。
複数のコアを搭載するモデルについては、当初すべて同じコアとなると推測されていましたが、ここにきて、Core i や M1 と同様に P-core/E-core 構成となるらしいとの話が出てきました。
異なる動作をする2種類のコアを搭載すると、どのプロセスをどちらのコアに割り振るかを OS などが決める必要があると思われますが、Zen4 では P-core と E-core が1対1に接続され、P-core で処理しきれなかったプロセスを E-core が処理する事で、プロセッサ単体で割り振りができるようになっているようです。
Zen3 で Core i に対して優位に立ったものの、第12世代 Core i の登場で失いかけたアドバンテージを取り戻せるかどうかに注目です。
(発売は 2022 年後半を予定)
・Ryzen 5000 3D
CPU ダイ上に従来の2倍近い3次キャッシュを搭載したプロセッサです。
これにより特定のプロセスに対して15%程度の性能向上が見込めるそうです。
発売は 2022 年春ごろを予定しています。
PUBG が無料化しました
バトルロイヤル FPS の代表タイトルである PUBG:BATTLEGROUNDS が無料化され、多くのシューティングゲームが基本ソフト無料であるのに並ぶ形となりました。
ソフトの有料・無料がそのゲームを始めるかどうかにそこまで影響するとは思えませんが、敷居が低くなった事は間違いないと思います。
他のシューティングゲームに対して射撃のコントロールが難しいとか、ゲーム時間が 1,000 時間以内はチュートリアル期間など、いろいろ言われていますが、無料化した機会にちょっと試してみてもいいかもしれません。(初心者向けのチュートリアルも充実しました)