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2022年03月20日

Apple Event March-2022

今回は、先日行われた Apple Event で発表された新製品をご紹介します。

iPhone SE(第3世代)

第3世代の iPhone SE は、第2世代と外観は変わりがありません。
しかし、その中身は SoC が A13 から A15 へと2世代進み、基本性能が向上しているのに加え、特に機械学習に関わるニューラルエンジンの性能が2倍以上に向上しています。
このことにより、撮影した画像の処理や、音声処理などに影響すると思われます。
加えて、移動通信が 5G に対応しています。
また、バッテリーの持続時間も改善されているようです。

第2世代 iPhone SE の販売が終了となったため、今購入を検討するならば、比較対象は iPhone 13 mini になるかと思います。
同容量の RAM で比較した場合の価格差は約2万円。更に 64GB RAM でよいなら SE は5万円台で入手可能です。
画面サイズも違いますが、大きく異なるのはカメラ(フロント・リア共)になります。
フロントは 13 mini が 12MP の TrueDepth に対して、SE は 7MP の普通のカメラです。
リアは 13 mini が 12MP のデュアル(広角f1.6・超広角f2.4)に対して、SE は 12MP の広角f1.8のみです。
また、SE はホームボタンが残っているので、認証は Touch ID ですが、13 mini はホームボタンがなくなっているので、認証は Face ID になります。
後は Mag Safe の有(13 mini)無(SE)もあります。
2万円の差に入るかどうか判りませんが、本体カラーは 13 mini は6色、SE は3色です。

秋には iPhone 14(仮称)の登場が噂されていますが、新しい SoC である A16(仮称)を搭載するのは Pro/Pro Max のみで、無印や mini は A15 のままという話も出ています。
今買うか、秋まで待つか、判断が難しい所ですね。

iPhone 13 に新色グリーンが追加

iPhone 13 Pro/Pro Max はアルパイルグリーンと名付けられた、ちょっと薄め(?)の感じの色で、iPhone 13/mini は濃いめの(モス?)グリーンになります。(実物ではなくウェブの画像を見ただけなので、実際は違うのかもしれません)

iPad Air(第5世代)

iPad Air(第5世代)の最大の変化は、SoC に iPad Pro と同じ M1 を搭載した事でしょう。
これにより第4世代に対して大幅な性能向上になっています。
外形や対応する周辺機器には変更がないので、第4世代から第5世代への乗り換えは本体のみの買い替えだけで済むのもうれしいところです。
細かなところでは、フロントカメラが 7MP から 12MP になり、センターフレーム機能が追加されています。
また、外部端子(USB Type-C)も性能が向上しています。

iPad Air としては正当な進化と言えますが、iPad Pro の一部機能省略版のようもに見えます。

Mac Studio

昨年の秋に M1 Pro/Max がお披露目された時には「えらいもん出してきたな」と思いましたが、まさかそれを2つ連結したチップを出してくるとは驚きました。
この M1 Ultra と命名されたチップは M1 Max 2個を1つのチップに収め、処理速度もほぼ2倍になっているという、考えてもやらないような事をやっています。
そして、この M1 Ultra を搭載した製品が Mac Studio になります。

外観は、上からみると Mac mini と同じですが、高さ(厚み)が全然違います。
高さが増えた部分には、電源(筐体下部)と冷却システム(筐体上部)が入っていて、増加した消費電力と発熱に対応しています。

インターフェースも豊富で、背面だけでなく、前面にも SDXC と USB-C(M1 Max 搭載機)または Thunderbolt 4(M1 Ultra 搭載機)が用意されています。(フロントのインターフェースは地味に便利だと思います)

価格は約25万円~94万円。付属品は電源ケーブルのみです。

その他

Studio Display とか 黒・銀の Magic Keyboard/Trackpad/Mouse なんかが同時に発表されています。
Studio Display は 5K 解像度の 27 インチディスプレイで、カメラ・マイク・スピーカーが搭載されています。
Studio Display ではオプションとして、傾きと高さが変えられるスタンドが用意されています。(VESA マウントも選択できます)
このオプションは購入時のみ選択でき、後から変えられませんのでご注意ください。

イベントでは「M1 Ultra は M1 ファミリーの最後のチップ」との発言がありましたが、まだ Apple Silicon への移行が終わっていない Mac Pro に関しては「また後日...」との事でした。
Mac Studio がかなりの高性能機であるにのに、まだ Mac Pro に含みを持たせている事から、新 Mac Pro には M2(仮称)ファミリーの最上位版(M2 Ultra?)を搭載してくるつもりなのかもしれません。(?)
次は秋ですかね。

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