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2022年07月20日

夏の味覚!2022

雨模様の日が続いたと思えば急に炎天下になったりと、なかなか読めない今年の夏。クーラーの利用と相まって、体調管理が難しい時期でもありますよね。

加えてコロナ禍も継続しているため、今月はご自宅で楽しめる夏の味覚特集を組みました。カレーやご飯のお供などのピリ辛グルメをはじめ、酸味と爽やかなフレーバーが夏にふさわしいレモン、さらに地方特産の夏の味覚、お取り寄せまで、テーマを絞って選りすぐってみました。ネット通販や都内近郊のショップで入手できるものばかりです!

ぜひ参考にしていただき、豊かな夏の食卓をご自宅で満喫してくださいね!

まずは夏の定番の味覚「ピリ辛」からご紹介。

スパイスをふんだんに使ったカレーや日本の食文化をリスペクトし、厳選したお米や調味料、ご飯のお供などの食品が入手できるライフスタイルショップ「AKOMEYA TOKYO」では、7月29日(金)から8月25日(木)にかけて「ぴりり祭り」フェアを開催します。

まずは「カレーうどん」。小麦粉、瀬戸内の天然塩、水のみで手打ちした讃岐うどんがベースです。その特徴は、茹で時間が20分かかること!さらにスパイスの香りや野菜、果物の旨味を凝縮し、かつお出汁を加えたカレールゥと一緒に煮込むこと、さらに5分!"名店の味"に仕上がります。なんでも素早いファストフードな時代において、時間をかけて作ることの尊さを思い出させてくれる...それでいて手軽で美味しいところが魅力です。

東京・押上にあるスパイス専門店「SPiCE Cafe」とコラボして生まれたカレーは「濃厚バターチキンカレー×さらさらビーフカレー」と「マトンと山椒のカレー×鰤と梅干しのカレー」の2種。その名前だけで「夏に食べたい!」と思わせてくれます。日本が誇る食文化"出汁"とスパイスを融合させ、和の食材にもこだわった、日本のお米にフィットするレトルトカレーです。

さらに、ご飯に乗せるだけで楽しめる"お供"調味料も充実。長野のメーカーと共同開発した「ピリ辛山菜きのこ」は、えのき茸、たけのこ、ぶなしめじ、山くらげ、木耳、椎茸と山菜を使った具沢山なお供。白米はもちろん、炒め物や冷ややっこ、ラーメンにちょい足しするのもおすすめです。

「大豆ミートのごはんのお供 スパイスカリー/麻婆ジャン」は、日本が誇る発酵調味料、味噌と醤油をブレンドし、お肉の代わりに大豆ミートをあしらったお供。カレーフレーバーはうどんやパスタにも合いますし、麻婆ジャンは焼きそばや野菜炒めとの相性が抜群です。公式オンラインショップや、都内の各店舗でぜひ手に入れてみてください。
■AKOMEYA TOKYO(アコメヤ トーキョー)
食欲不振に陥りがちな夏には、酢の物などの酸味も欲しくなりますよね。今回注目してみた食材は、レモンです。

酸っぱさと爽やかさが同居するレモンは、皮膚や粘膜を正しく保つのをサポートするビタミンCが豊富。

香り成分のリモネンにはリラックス効果も期待できます。また、カルシウムやミネラルの効率の良い摂取を促すクエン酸は、疲れを貯めないために効果的な成分です。

まず最初におすすめするのは、小豆島のオリーブ農家、井上誠耕園の「新鮮檸檬オリーブオイル」です。レモンとオリーブを一緒に搾ったオリーブオイルで、7月1日(金)より夏季90日間限定で販売しています。

小豆島は、言わずと知れたオリーブの国内名産地。しかしながらオリーブの旬は、日本では秋から冬にかけてです。

そこで同園では数年前から、オーストラリアのオリーブ農家やレモン農家と提携。搾りたての旬の味を夏に提供できるようになりました。

濃厚でフレッシュなオリーブの味の深みと、爽やかなレモンのフレーバーが絶妙にマッチしている点が特徴です。

使い方は通常のオリーブオイルと同じ。夏野菜の炒め物はもちろん、グリルやカルパッチョに仕上げた白身魚にもよく合います。

しかし本当に美味しいオリーブオイルは、パンとの相性が抜群。焼いたトーストやフランスパンにオリーブオイルをかけ、お好みでほんの少し岩塩を振ると絶品です!

次は、ドリンク。スカッとしたレモンフレーバーの炭酸水も夏にピッタリですし、お酒を飲まれる方にはレモンサワーも人気ですよね。一方で、お子さんから大人まで楽しめるものとしてオススメなのは、カルディコーヒーファームが販売しているオリジナル商品「レモンミルクの素」。

シチリア産のレモン果汁とレモンペーストが使用されており、冷やした牛乳に入れて混ぜるだけで、トロみある食感に早変わり。ほのかな酸味と苦みが味わえるほか、人肌程度に温めたクリームチーズを混ぜると立派な夏のスイーツに仕上がります。

まるでカフェで出てくるような、レモンフレーバーのグルメをぜひご自宅でお楽しみください。
■新鮮檸檬オリーブオイル(井上誠耕園)
ホームページ:https://www.inoueseikoen.co.jp/
■レモンミルクの素(カルディオンラインストア)
今ではネット通販等で手軽に入手できるようになった、全国各地の夏グルメ。夏の気分と旅行気分、双方をご自宅で満喫できるとあって人気です。さっそくご紹介しましょう。

まずは秋田名産のじゅんさい。国内の生産量は秋田がダントツで、約90%に上ります。春から夏にかけて、栽培用の沼で育つじゅんさいは水草の一種。芽の部分などは寒天質の粘膜で覆われているため、ぷるんとしたゼリーのような食感と、シャキシャキとした歯ごたえが楽しめます。

食べ方は至って簡単。生のじゅんさいは軽く水洗いして、沸騰したお湯に、ほんの10秒ほどくぐらせればOKです。色が変わったらすぐに氷水に浸すとさらに美味しくいただけます。夏は酢の物にしてサッパリといただくのがおすすめです。また、本場・秋田では鶏肉やごぼうなどと一緒に煮る「じゅんさい鍋」もスタンダード。夏の鍋としてよく食べられています。こちらも火を入れすぎないよう、自分の食べる分だけ鍋に入れて、色が緑色を帯びてきたらサッと上げて食べましょう。

さて次は京都から。今年は祇園祭も開催され、ようやく京都らしさが戻ってきました。祇園祭と並ぶ初夏の風物詩が鱧(はも)です。

かつて京都には、淡路島や明石、日本海の若狭などから魚が運ばれていました。当日の技術的に、魚を生きたまま京都に運び入れるのは至難のワザ。しかし生命力の強い鱧は、京に着いても生き生きとしていたそうです。もうひとつの特徴は、調理の難しさ。どのように火を入れたとしても骨ばっていて、なかなか食べられない...そこで調理人たちは「骨切」という独特の包丁さばきを編み出し、ふんわりとした食感を活かした料理に仕上げました。

現在、ネット通販で「骨切」を施した鱧が全国どこにいても入手できるようになりました。ただ、扱いに不安な方はちょっと贅沢して、出汁や具材などがついたセットを購入するのもおすすめです。1856年創業の京料理の老舗、下鴨茶寮ではオンラインショップを通じて「鱧と夏野菜の贅沢すだち素麺」や「料亭の鱧づくし」「料亭の鱧と旬菜の出汁しゃぶ」等を購入することができます。ぜひ豊かな"おうち時間"の食卓を満喫してください。
■秋田森岳名産 じゅんさい
■京の鱧料理 オンラインショップ(下鴨茶寮)
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